- 年末年始にご家族とともに・新年の贈り物にいかがでしょうか。
※ご希望の方は2024年12月15日(日)までのご支援(ご購入)をお願いいたします。
(2024年12月25日(水)までのお届け予定です) -
江戸時代から続く“狭山茶”を後世に残すプロジェクト
- 私たち首都圏アグリファームは、狭山茶の大切な文化と自然環境を次世代へと引き継ぐため、「狭山茶」の魅力を再発見し、その存在を守る活動に取り組んでいます。狭山茶はその独自の風味と深みのある味わいが特徴で、地域に根ざした農家の技術と熱意が詰まっています。しかし、このままでは貴重な狭山茶も消費量の減少に伴い、畑の縮小や生産者の減少が避けられない状況です。
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- どうか次世代に「狭山茶」と美しい茶畑を残していくため、私たちの活動に賛同し、共に支援していただけないでしょうか?茶文化の伝統を次世代へと引き継ぐためには、皆様のご理解と応援が不可欠です。
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なぜ「狭山茶」を後世に残したいのか
- 近年、日本茶の消費量が減少しており、特に若年層での需要減が顕著です。これに加え、生産者の高齢化が進んでいるため、茶畑の作付面積も急速に縮小している点が懸念されています。
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- 農林水産省の調査では、2015年から2020年の間に日本茶の国内消費量が約20%減少しており、同時期に茶畑の作付面積も全国的に減少しています。中でも関東地方での縮小が著しく、このままでは日本の茶文化や茶畑の風景が失われる危機が迫っています。
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狭山茶とは?
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静岡茶・宇治茶に並ぶ日本茶の三大銘茶のひとつで、重厚な香りとコクが特徴です。埼玉県西部および東京都西多摩地域を中心に栽培・生産をされており、希少性が高いお茶です。
- 埼玉県狭山丘陵地域を中心に生産される狭山茶は、古くから「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と謳われ、「味の狭山」と称されるほど、コクのある甘みが特徴です。
さらに伝統の「狭山火入れ」という高温焙煎で仕上げることで濃厚な香りと深い甘みが生まれ、狭山茶特有の味わいとなります。 -
- 市場での狭山茶の生産量は僅か2%ほどで、狭山茶の希少価値の高さが分かります。
また産地としては北限に位置しており、他の産地が年間3〜5回収穫するのに対し、狭山茶は年間1〜2回しか収穫いたしません(近年は3回収穫する茶園もあります)。 -
狭山茶独自の匠の技「狭山火入れ」
- 狭山に伝わる製茶仕上げ工程で、120℃にもなる高温で行う独特な工法です。
お茶の仕上げ段階に熱を加えることで、十分に乾燥がされ貯蔵性を高めるとともに、コクのある甘く香ばしい狭山茶独特の火香を引き出します。「宇治の下揉み、静岡の仕上げ、火入 れは狭山にしてほしい」と古くから伝承されるように、狭山火入れで仕上げられた唯一無二の味と風味をお愉しみください。 -
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当社の取り組み
- 狭山茶の生産者の高齢化は、他の伝統産業同様、地域産業と文化の維持に大きな影響を及ぼしています。ここ数十年で生産者の平均年齢が上昇し、後継者の不足や遊休茶園の増加が課題となっています。
この状況を改善するために、当社でも埼玉県を中心にデジタル技術を導入した「狭山茶DX」プロジェクトを参画し、スマート農業技術による生産効率の向上を目指しています。 -
活動の成果、主な実績等
- ●農地バンク制度を最大限利用して、経営基盤の安定化を図るとともに、緑豊かな茶園景観を残してきた。法人設立時には10ha の茶園が、2023 年に78.5ha(うち農地バンク活用は62.0ha)となり、今後も拡大見込み。
●伝統ある狭山茶の技と味を継承するため、経験のある地元出身者を受け入れ、地域雇用の拡大にも貢献。また、ASIAGAP(農業生産工程管理)の認証も取得。
●お茶の消費動向に合わせ、ペットボトル向け原料の供給により経営を安定させつつ、こだわりのある狭山茶商品を製造・販売して売上げも向上、ドリンクとリーフの共存共栄を目指す。 -
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狭山茶を飲んで、応援してください!
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